姓名判断では水を良くない漢字と考える〜水とさんずいの意味
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姓名判断では古くから好ましい漢字と好ましくない漢字が議論になりますが、この四柱推命館では水を好ましくない漢字と考えています。
ここで説明することはあくまでも一つの考えにすぎないので、どうしても水に関する漢字を名前に入れたい人はそれで構いません。もしそこまでこだわらないというのであれば水を想像させる漢字は控えてください。
まず水はそのまま放置しておくと蒸発して消えてしまいますね。これは人間性にたとえるならふわふわした感じ、なにもしない感じ、やり遂げない感じとなるでしょう。
次に水は垂れるもの、つまり落下するものです。これは葉っぱや花びらにも言えますが、落ちる光景が目に浮かぶような漢字は不吉です。極端な漢字では雨があります。雨は当然落ちるものです。雲から落ちている水を雨と言うのであり、雨そのものに落下のイメージがあります。雨を含む名前は古風で良いと論じる姓名判断師もいますが、四柱推命館ではその逆、つまり不穏不吉の名前と結論付けています。
夏生まれにふさわしい名前で説明したように、霧や雫といった漢字も良くありません。姓名判断は画数の他にこうした漢字の概念を扱います。五運だけで名前を決めては本来の姓名判断と言えません。
水の意味
- 蒸発する
- 落下する
水的な漢字を使いたい場合は海がいいでしょう。最初の生物は海から生まれ、私たちは最後土となり海に還ります。海とはすべての始まりであり終わりなのです。これほど人生を象徴する漢字があるでしょうか?
さんずいは姓名判断にいいか?悪いか?
さんずいはもともと水ですが、形が崩れているため水とほとんど関係ありません。例えば涼という漢字はさんずいが入っていますが、水の概念はほとんどなく、水が本来持っている蒸発や落下のイメージはない。
涼を使った名前は人気ですが、その名前を見ても水のイメージはほとんど見つかりません。
◎水は良くないが、さんずいは関係ない
姓名判断の一部の流派は部首をもともとの漢字にして画数を計算しますが、四柱推命館では「部首はあくまで部首であり、もともとの意味は希薄になっている漢字がほとんどである」と確信しているため、さんずいやきへんなどをそのまま数えています。
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