姓名判断の三才配置とは?天格、人格、地格の画数を五行にして吉凶を調べる
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三才配置は天格、人格、地格の三つの関係を表したものです。天格、人格、地格のそれぞれを特殊な方法で五行に置き換えます。五行とは木、火、土、金、水の五つを指し、占いの王様と言われる四柱推命や干支に使われています。
例えば鈴木佳子の天格、人格、地格は17、12、11で、17は金、12は木、11は木を意味します。
- 天格→17→金
- 人格→12→木
- 地格→11→木
つまり鈴木佳子の三才配置は「金→木」と「木→木」となります。三才配置は天格から人格、人格から地格の五行を考えます。
ここからは四柱推命や他の東洋占術と同様、五行の一般的な考えに基づいて良し悪しを考えます。「金→木」は相克で凶、「木→木」は吉となります。
三才配置のまとめ
三才配置は五格よりも求め方が複雑です。ここで一回まとめてみましょう。
- 天格、人格、地格をそれぞれ五行(木、火、土、金、水)に変換する
- 天格から人格、人格から地格に相当する五行の変化を見る(「金→木」など)
- 変化を五行論をもとに分析する(相生・相剋を見る)
天格、人格、地格を五行にする
天格などの数を五行にする際は次の規則に従います。
- その格の下一桁が1または2の場合、その格は木になります。
- その格の下一桁が3または4の場合、その格は火になります。
- その格の下一桁が5または6の場合、その格は土になります。
- その格の下一桁が7または8の場合、その格は金になります。
- その格の下一桁が9または0の場合、その格は水になります。
例えば13は火、27は金です。
天格の13も地格の14も、人格の24も外格の34格も、総格の43もすべて火です。五格の違いは五行に関係なく、数の下一桁だけで五行は決まります。
五行論をもとに相生・相剋を調べる
五行論では木、火、土、金、水に相生と相剋の関係があると考えます。
相生はAがBを生むという関係で、次の五つが相生にあたります。
- 木は火を生む
- 火は土を生む
- 土は金を生む
- 金は水を生む
- 水は木を生む
相剋はAがBをいじめるという関係で、次の五つが相剋にあたります。
- 木は土をいじめる
- 土は水をいじめる
- 水は火をいじめる
- 火は金をいじめる
- 金は木をいじめる
相生は相性が良く、相剋は相性が悪いというイメージです。四柱推命ではこの相生相剋をもとに壮大な理論を作っています。
相生は良い関係、相剋は悪い関係とみなすことが一般的です。相生も悪い面、相剋も良い面を持っていますが、ここでは相生は良い、相剋は悪いと考えてください。
天格から人格、人格から地格の相性を調べる
例えば天格が11、人格が15、地格が17の三才配置を考えてみましょう。それぞれの数は木、土、金を意味します。数の下一桁が五行に対応していることを思い出してください。
- 天格11→木
- 人格15→土
- 地格17→金
天格から人格は「木→土」となります。これは前述から相剋にあたります。人格から地格は「土→金」となり相生にあたります。
- 天格→人格 … 相克
- 人格→地格 … 相生
相生は吉、相剋は凶となるため、三才配置は吉凶となります。
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