発音五行とは?名字と名前のかな(発音)から吉凶を判断する方法
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発音五行とは、名字と名前のかな(ひらがな)を組み合わせて五行の変化を知ることです。かなのとり方は二つあります。
- 名字の一番下と名前の一番上をとる
- 名字の一番上と名前の一番下をとる
前者を人格発音五行、後者を外格発音五行といいます。
例えば「すずき・たけし」の人格発音五行は「きた」となり、外格発音五行は「すし」となります。
ひらがなを五行にする
続いてひらがなを五行(木、火、土、金、水)にします。五行は干支や四柱推命に使われている概念で、木、火、土、金、水の五つから成ります。
ひらがなは行ごとの五行と対応しています。
あいうえお→土
かきくけこ→木
さしすせそ→金
たちつてと→火
なにぬねの→火
はひふへほ→水
まみむめも→水
やゆよ→土
らりるれろ→火
わ→土
五行論をもとに相生・相剋を調べる
五行論では木、火、土、金、水に相生と相剋の関係があると考えます。
相生は「AがBを生む」という関係で、次の五つが相生にあたります。
- 木は火を生む
- 火は土を生む
- 土は金を生む
- 金は水を生む
- 水は木を生む
相剋は「AがBをいじめる」という関係で、次の五つが相剋にあたります。
- 木は土をいじめる
- 土は水をいじめる
- 水は火をいじめる
- 火は金をいじめる
- 金は木をいじめる
相生は相性が良く、相剋は相性が悪いというイメージです。四柱推命ではこの相生相剋をもとに壮大な理論を作っています。
相生は良い関係、相剋は悪い関係とみなすことが一般的です。相生も悪い面、相剋も良い面を持っていますが、ここでは「相生は良い」「相剋は悪い」と考えてください。
人格発音五行と外格発音五行の相生・相剋を調べる
先ほどの例は人格発音五行が「きた」、外格発音五行が「すし」でした。
まずは「きた」の相生・相剋を考えてみましょう。ひらがなと五行の対応表(上)より、「き」は「木」、「た」は「火」に対応します。「きた」は「木→火」となるため相生(つまり吉)になります。
「すし」は「す」が「金」、「し」も「金」です。同じ五行は相生でも相剋でもなく、単に相性がいい関係とみなして吉とします。
以上から「すずき・たけし」の人格発音五行は「吉」、外格発音五行は「吉」となります。
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